廃車手続きに行った先で係りの人に一目ぼれしました

大きな事故をしてしまったことから、今まで乗っていた車を廃車することになってしまいました。だれしも自分が事故なんて起こすはずが無いと思っているものですから、実際に事故を起こしてしまった時は肉体的にも衝撃がきましたけど精神的にはもっと大きなダメージを受けてしまったんです。そんな傷心の状態でも廃車の手続きだとか色々をこなさなければいけないので、辛いものですよね。

そして廃車手続きに陸運局に来た時も、正直窓口でその手続き処理を行うのがとても面倒だと思っていたものです。しかし、そこで転機が訪れてしまいました。廃車手続きに行った先で係の人に一目ぼれしてしまったのです。その人は自分の理想通りの女性でして、黒くて肩よりも伸びた程度のセミロングの髪型、それほど化粧はしていないのに小奇麗さが見える顔、そして手続きの際の受け答えの柔らかさ。
(参考:一生廃車にならないような自動車は登場しない?

こんなに素晴らしい女性はいないのではないかと思ってしまいました。そう思ってしまう背景には、事故後という私の弱ってしまった精神面での理由もあるでしょう。しかし、それが無かったとしても彼女に一目ぼれはしていたと思います。

ただ、一目惚れしてしまったからと言って、話しかける勇気もなくただ手続きを坦々と行ってもらって、終わりでした。手続き処理の際に話しかけておけば良かったのかもしれませんが、今では後の祭りです。廃車手続きをしてからしばらく経った今でも、あの時の係りの人を忘れることができません。どうすれば彼女に会えるのかを常に考えている状況です。

そんなことを考えていたら、また自分の車を廃車にすれば再び彼女に会えるのではないかだなんて不謹慎なことを想像してしまっています。