廃車の解体現場に立ち会わせていただきました

今まで乗っていた車が引越しをする都合で不要になりました。今度引越しするところは駐車場がないこと、駅からも近くて交通の便が良いので車を持つ必要性がないと判断したからです。

私の乗っていた車は初年度登録からすでに12年経過していましたので、本当は中古車業者に買取をしてほしかったのですが、年式が低すぎるということで断られてしまいました。そこで廃車手続きを取ることにしたのです。

廃車手続きは自分で住民票や印鑑証明の書類を用意して解体業者に持っていくか、陸運局にて手続きを行います。私はせっかくですから自分の目で自分の車が解体されるのを見てみたいと思い、解体を依頼した業者に見学を依頼することにしたのです。

私の車の解体イメージは重機を使って車を押しつぶしてペッちゃんこにすると思っていたのですが、ちょっと違いました。
(参考:廃車手続きに行った先で係りの人に一目ぼれしました

最初にガソリンタンクの取り外しやフロンガスの回収、などを行ってから解体作業に入るのです。

ガソリンタンクなどを取り外した車を機械でつり上げてそれからバーナーで火をつけて、タイヤ、車の下側切断、エンジンやミッション、足周りの部品を丁寧に分離していくのです。

これらの解体作業によって出たパーツは車の部品として再利用しているのです。通常の買取業者が買い取ってくれないような車でも買取してくれる廃車専門業者があるのですが、こういった業者は廃車となる車の使える部品を取り外して廃車にして、それを再利用して利益を得ていたのです。

自分の車が廃車になるのは見ていて悲しかったですが、一部でも残ってそれが別の車に使われることがわかるとちょっとだけ嬉しい気持ちになりました。